今ある屋根材の上に新たな屋根材を乗せて二重屋根にする工事。
二重屋根なら解体が不要で、工期も短く、費用も安いのが特徴です。
屋根材にサビやヒビが目立つものの、下地の傷みが少ない場合や施工可能な家屋の構造の場合に適しています。
断熱性や遮音性もアップしたいときにおすすめです。
カバー工法のメリット
- 古い瓦の解体や処分が不要。
- 廃材が少ないのでエコなリフォームに。
- 葺き替えに比べて解体時に大きな音やホコリが立ちにくい。
- 葺き替えに比べ工事期間が短く、費用が抑えられる。
- 仕上げが二重になるので、断熱性と遮音性が高まる。
カバー工法のデメリット
- 上からかぶせるので下地が腐食していてもそのままになってしまう。
- かぶせた分、屋根が重くなる。
今ある屋根材を撤去して新しい屋根材を乗せる工事。
既存屋根材や下地の解体が必要で、工期も長く、費用も高いのが特徴です。
屋根材はもちろん下地まで傷んでいる(腐食している)たり、既に雨漏りをしている場合は、下地のやり直しも含めて葺き替えをおすすめします。
葺き替えのメリット
- 表面の瓦だけでなく、下に敷いてある防水シートも交換するので、下地の腐食を補修することができ、屋根全体を健康に保つことができます。
- 軽い屋根材にリフォームすれば、耐震性をアップさせることもできます。
葺き替えのデメリット
- カバー工法に比べ、解体工事の手間で工事期間が長く廃材の処分がある分、費用が高いことです。
- 解体による音やホコリの問題でトラブルが起きることもあるので、細心の注意が必要です。
屋根材 |
点検時の目安 |
主な点検項目 |
粘土瓦 |
5~6年に1度 |
ズレ、割れ、苔がないか |
化粧スレート |
4~6年に1度 |
色あせ、色落ち、ズレ、割れ、さび |
金属系屋根材 |
2~3年に1度 |
色あせ、色落ち、さび、浮き |
ガルバリウム |
4~6年に1度 |
色あせ、色落ち、さび、浮き |
屋根材「ガルバリウム鋼板」で葺き替えのメリット
ひとえに屋根材といっても、その種類や使用材質は様々。
その中でも、カバー工法や葺き替えにおすすめなのが、『ガルバリウム鋼板』。通常の商品で日本瓦の1/10の軽さです。
耐震性向上に務めるだけではなく、表面に遮熱塗料をコーティングしたものや、耐久性が高いフッ素樹脂塗料をコーティングしたものなどは、酸性雨にも色あせしにくく、美しさが長持ちしてくれます。
瓦の裏面に硬質ウレタンフォームを備えているので、優れた断熱性を発揮。冷暖房効率を高めてくれます。
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